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BLOG


胡桃澤千晶展|かげろうエレジー|天プラ・セレクションVol.61
2011年の東北の震災、大津波から4年が経ちました。 水をテーマに制作活動してきた私にとって、 今まで携わってきた水とは違う別の一面と向き合うことになりました。 地上の生命を育む一方で、全てを奪う存在にもなり得る水。 古来より人は、その力に畏敬の念を抱きながら水と共に暮らし...


加藤晋平 写真展|家族のカタチ2|天プラ・セレクションVol.60
2011年、僕は震災・原発事故をきっかけに家族4人で岡山へ移住した。その後、同じように多くの人が岡山に移ってきたことを知る。 彼らの中には、そのまま定住する人もいれば、また別の土地へ移って行く人もいた。以前住んでいた場所に戻った人も少なくない。僕は、そんな“移ろい”の中にあ...


藤原裕策展|ゴルゴダ ―展翅のささやき―|天プラ・セレクションVol.59
細胞のDNAに記録された遺伝情報は、複製されて子孫に伝えられ、生物は進化してきました。DNAの複製では、ほんのわずかな違いが万人に日々生じているそうです。もしDNA複製がコンピューターのように確実に繰り返されていれば、個性は生まれず、生物の多様化も起こらなかったのかもしれま...


鳥越 眞生也 作品展|あにまるまにあ|天プラ・セレクションVol.58
本展示作品中の動物をモチーフとした連続模様は、1種類(又は2種類)の形で隙間なく平面を埋め尽くします。個々の形は、隣に接した形と輪郭線を共有しており、ひとつひとつの形が、ある時は「図」に、またある時は別の形の背景として「地」となり、同じ形であるのに、視線を移す度にその役割を...


榎 真弓 展|それらのあいだにも。|天プラ・セレクションVol.57
本日々の営みとしての作品たちを、 みなさまに見ていただく機会をもちました。 ただ散らばっている断片が、たまたまに一瞬かさなりあう。 それらのあいだにも、浮かんだり沈んだりしながら。 すぐにひとまとめにすると、わかったような気がするけれど、 溶けあうまで、そのまま待ってみる。...


中山 秀一 展|記憶のレイヤード|天プラ・セレクションVol.56
今回の天プラ・セレクションにおいては、第3展示室・中二階展示室・第4展示室の一連の空間の「見立て」からはじまりました。 普段、海岸で制作を行うことの多い私は、中二階展示室を小高い「岬」とし、眼下に広がる第3展示室にいつもの見慣れた海岸を、第4展示室に現代の都市を想定しました...


あだち幸 友禅画展|絹地に奏でる ミクロコスモス―光曼荼羅|天プラ・セレクションVol.55
仏教では「万物は平等 生きとし生けるものすべてがほとけ」だと説かれます。 花も虫も動物も、それぞれところをえて、あるがままのいのちたちは美しく、世界はほとけで満ちているかに思えます。ところが、そのほとけたちを自分の都合で害獣・害虫・雑草などと名づけては駆除・処分。利用できる...


山本 誠 展|実在と記憶|天プラ・セレクションVol.54
展示する会場を初めて見た時、伝統ある天神山文化プラザの外観とは対象的で、とてもスタイリッシュな空間だと感じました。 どんな展示にしようかとしばらく考えましたが、なかなか煮詰まらず時間が過ぎてゆきました。ふと、最初に感じた会場の印象を思い出し、いろいろと欲張りすぎていた自分に...


近藤 真生 映像展|Butterfly.f|天プラ・セレクションVol.53
片羽の蝶をモチーフとした映像作品 Butterfly.f では、発生と消滅を繰り返しながら絶えず流動する世界を描き出すことによって、そこに宿る創造的な可能性を提示しました。 これは不完全であるからこそ生まれる運動性が私たちを含めたこの世界の本質であるということの現れでもあり...


岡村 勇佑 展 |空の青さと海の青さへ|天プラ・セレクションVol.52
版画、平面作品を制作するときに心の奥に出て来る立体と言うか、影を持って成立している三次元のイメージの断片を拾い集め、それをエッチングプレス機でペシャンと圧力をかけ平面へと展開している。 今回は、そのイメージをもう一度膨らませて一つの空間にそろえて壮大な平面を作ってみること、...


北川太郎 彫刻展|天プラ・セレクションVol.51
あらかじめイメージした完成形に向けて制作するのではなく、制作の中でイメージを膨らませ作品を造っています。 勿論、どういった感じにしたいといった漠然としたイメージは持って制作を始める訳ですが、自分でもどんな作品になるかは完成するまで分かりません。素材となる石の魅力、環境や自分...


【特別展】曽我英丘の世界|星宿の空間 書の造形|天プラ・セレクションVol.50
宇宙は絶えず膨張している。その惑星の一つ地球の中で、条理―不条理・創造―破壊・必然―偶然・調和―不調和・自然―人間・摩擦を起こしながら、美という至高の世界に大調和を見い出すべく挑戦している。悔いなく、精魂をつくすことと自己革新のニューバランスを念じて携わった。...


長野 剛 展 |天プラ・セレクションVol.49
発端はhoneycomb(蜂の巣)にあります。しばらくの間、何の意識もなく描いていました。しかし、ある時、二次元になったハニカムが六角形となってキャンバスの上に表われました。 そこで気が付きました。hexagon(六角形)は自由なようで不自由な形であることです。しばらくはヘ...


三浦 和 展|Mix up|天プラ・セレクションVol.48
天プラセレクションで個展をやってみないかとお話をいただいたときは、作品をいっぱいつくって床に並べればいいかなと安直に考えていました。 でも、ある方に「そんな展示では空間に負けてしまうし、一つひとつの作品も良く見えないよ。」と言っていただいてから、展示方法を悶々と考える日々...


光延 由香利 展|山が在ること|天プラ・セレクションVol.47
今回の展示に際して最も気を使ったのは、会場の構成でした。私が近年描いている「山」の姿を通し、大小様々な生命が集合して大きなエネルギーを生み出している、その圧倒的なスケール感をなんとか表現できないものかと頭を捻りました。まずはプレゼンテーションの段階から企画していた「明・暗の...
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