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BLOG
大間 光記 展|集積|天プラ・セレクションVol.99
そこに私が関わった時間、関わった痕跡、 これまでの歩み、感情の変化、 日々の向き合いの中でのものごとのうつりかわり、 そんなものが積もって集まったような塊の表現になればと考えています。 大間光記 Exhibition Review...
柳楽晃太郎さん|地域で関わる人を「表現者」として捉えながら、関わりを作品化している
Gem Profile 柳楽晃太郎 Kotaro Nagira 1983年 岡山市東山 生まれ。 東京都豊島区巣鴨在住。 2010 東京芸術大学大学院美術研究科 工芸専攻 染織 修了 2010 横浜美術大学工芸領域テキスタイルデザインコース専任助手...
山口 深里 展|浮島|天プラ・セレクションVol.94
「意識」「肉体」私とは何か。 不毛とも思えるそんな疑問が消えずに制作のテーマとなっています。 肉体の活動の結果に意識があるはずなのに、 なぜ私は意識ばかりを自分だと思い込んでしまうのか… 肉体を紛れもなく自分自身だと認識できた時、...
原田 よもぎ 展|青い国の話|天プラ・セレクションVol.91
「字のない物語を描く」 わたしの絵を描く上での大きなテーマです。 人が物語を想像したとき、その中には香り・音・時間・温度・ 風・季節・空気などすべてが含まれています。 私にとって一枚の絵は、何ページにもなる言葉よりも 多くを語り、無限の想像をさせてくれるものです。...
二乃本 曙暢 展|Vibration ―鼓動―|天プラ・セレクションVol.89
誕生と死 その狭間にある生きるということ 個としての生命 継承・連続としての生命 それらをはぐくむ宇宙の法則 常に変化し続けながら 否応なしに未来を切り開き続ける世界 その連綿の中に感じる美しい瞬間を 私もまた 命の続く限り 変化を繰り返しながら 形にしながら...
福井 一尊 展|在るものと 見えるものと|天プラ・セレクションVol.86
我々は光を目で捉え、脳で色として認識し、その色の違いによって形を感じている。その当たり前の不思議さに、今回私は「在るものと見えるものと」と題した三つの空間作品でアプローチした。 1つ目は、色彩の不思議である。大きくシンプルな形が確かに存在しているのだが、蛍光色に光を存分に与...
中本研之 陶展|派生|天プラ・セレクションVol.81
須恵器から数えおよそ千年の歴史を有する備前焼。 地を掘り起こし、カタチ造り、薪をくべ焔で「土」を「陶」へと変容させる。 このシンプルな焼き物にいったいどれだけの先人たちが携わり、伝え受け継がれてきたのだろう。 僕が岡山の地で巡り合ったのは、この素朴で繊細でありながらも豪快な...
金孝妍展|線ヲ思フ|天プラ・セレクションVol.79
絵を描くのがただ好きだった。 ある時、ふと、線を一本描くことに虚飾な感じがし、描けなくなった。 ここから自分への問いは始まる。 なぜ、絵を描くのか。 絵画とは。アートとは。 次々とつながる問いは作品を生む種となる。 自分への問いは、自分の行為に対する問いに繋がる。...
杉山恭平展|空想の世界|天プラ・セレクションVol.78
展示を振り返って いずれはと思いつつも、地元岡山県での作品展示(個展)はなかなか難しく、今回この様な形で地元にて作品展示をさせて頂ける機会に恵まれた事は、本当に有難く喜ばしい事でありました。 私は作品作りにおいて、複雑なコセンプトや機微は一切持たせず、「老若男女国籍問わず、...
安中 仁美 展|ささやかな備忘録|天プラ・セレクションVol.76
普段目にしているはずのモノや風景も、ふとした瞬間琴線に触れることがあります。 何がいつもと違うのだろうという疑問が興味へとつながります。―「何か気になる。」 私の場合、創作のインスピレーションが沸くのはこんな時です。 そして作品づくりに取り組む際には、次のことを考えるように...
眞嶋 青 展|museum|天プラ・セレクションVol.72
私は自分の作品を語るうえで、「表現」という言葉を使うことに違和感を覚える。 元々自分を表現することが苦手な私にとって、作品の中に自分の思想や感情を込めるのはとても難しいことである。 私が目指すのは、自分の痕跡ができるだけ存在しない作品である。...
吉行鮎子展|エモーションが止まらない|天プラ・セレクションVol.68
目に見えるものだけが真実ではない。 見えている部分はわずかで、 水面下には何倍にも及ぶ巨大な氷塊が沈んでいる。 感情の爆発も、 地球温暖化の影響も、 じわりじわりとやってくる。 ある日、 積み重なったものが突如に崩れる。 雪崩のように。 吉行 鮎子...
光延 由香利 展|山が在ること|天プラ・セレクションVol.47
今回の展示に際して最も気を使ったのは、会場の構成でした。私が近年描いている「山」の姿を通し、大小様々な生命が集合して大きなエネルギーを生み出している、その圧倒的なスケール感をなんとか表現できないものかと頭を捻りました。まずはプレゼンテーションの段階から企画していた「明・暗の...
小林 泰子 展|時のない森|天プラ・セレクションVol.43
私の作品は葉や枝、石などの身近にある自然の断片に、染色した糸を隙間なく巻いたものです。それらを複数制作し、集合させて一つの作品にしています。そして制作、展示をする上ではいつも空間を意識しています。この展示会場の第一印象は天井の高さでした。見上げるような作品を展示することは今...
島村 敏明 展|Kontrapunkt 〜対位法〜|天プラ・セレクションVol.38
2011年3月以来、僕らを取り巻く環境は変化し続けている。 僕らの周りには、理解できないこと・想像もできないことが、たくさんあることがわかった。よく耳にした「こころをひとつに」は現在も有効なのだろうか。極端にいえば、僕はわかりあえなくても良いと思っている。そもそも人間は自分...
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