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軸原ヨウスケさん|埋もれていた伝統的なプロダクトや事柄を発掘しリデザインする

更新日:2022年5月26日



Gem Profile

軸原ヨウスケ

Yosuke Jikuhara


COCHAE、へのへの図案社

株式会社オンチュウ代表取締役


1978年生まれ。デザインユニットCOCHAE(2003年~)のメンバーでありデザイナー。折り紙パズル「ファニーフェイスカード」が日本グッドデザイン賞2008受賞、『猫のバラパラブックス』(青幻舎)が造本装幀コンクール2013審査員奨励賞、『トントン紙ずもう』(コクヨWORK×CREATE)がグッドトイ2013選定など受賞多数。近年はパッケージデザインを数多く手がけている。伝統こけし工人とのプロジェクト、ドンタク玩具社でも活動。2021年、福武教育文化賞受賞。著書に『アウト・オブ・民藝』(共著、誠光社、2019年)など。


 

岡山との関係

1978年 岡山県和気郡和気町 生まれ。

岡山県岡山市北区在住。

岡山で生まれ育ち、上京後、再び岡山へ。

 

この人を紹介したいマイナー(=採掘者)

紹介者 大月 ヒロ子 有限会社イデア 代表取締役

おかやま文化芸術アソシエイツ

プログラムコーディネーター



マイナーからひとこと


埋もれていた伝統的なプロダクトや事柄を発掘しリデザインする

ものづくりや、それから波及する事象の優れた伝え手。埋もれていた伝統的なプロダクトや作品を、発掘し、研究し、道筋を整理し、さらには新しくリデザインして生かしていく達人。伝統的な創作折り紙やこけし作りの復刻などにもその手法は生かされていて、国内外の美術館のミュージアムショップで作品が取り扱われており、人々の暮らしを楽しく彩っている。



マイナーが質問してみた!

興味深い作品や事象を数多く掘り起されていますが、そのきっかけとなる、好奇心をくすぐられるポイントに、なにか共通するところはありますか?

軸原:いわゆる伝統から外れてしまったり、正当な評価を受けていないけれど受け継がれている庶民的な文化や、無くなってしまったり、無くなってしまいそうだったり、忘れられたり、忘れられそうな文化。

忘れられたり、忘れられそうなモノ、それらを語り継いだり、残そうとしている人、またはその周縁にある様々。そういったものにシンパシーがあります。


岡山に住まう中で手がけ始めたことや、今後やっていきたいことにはどんなものがありますか?

軸原:岡山に住むことでパッケージデザインなどを多く手がけてきましたが、もっと広い意味で岡山の良いものを紹介できる媒介者になれたらと思っています。

またもっと深く岡山を掘り下げて媒体を問わず発信していきたいと思っています。


好奇心からスタートして、一つのプロジェクトや作品に仕上げていく過程で、ここは譲れない、大切にしているということはなにですか?

軸原:もとよりマニアックな題材を取り扱っている前提で、ですが、アウトプットの過程で本質を損なわないようにすることと、人にきちんと伝わるようにすること、その2つを両立させることかもしれません。

それらを次の世代にも残していけるようにしたいと思っています。


活動の様子



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掲載日:2022年1月24日

記事の情報は掲載時点のものです。

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