当初、突然の発表だったのと、初のアニメーション作品だったため、趣旨といったものは考えていませんでしたが、ひとまず発表という形がとれたので、安心したことを思い出します。
上映会というよりは、個展という形式で、作品はエンドレスに流れる形となりました。作品そのものもエンドレスな内容だったため、生命の生と死の流転を表現するという一つの発表の形になったと思います。
描かれているものは、身近にあるごくありがちな世界を独自の表現で現したものですがその変化は非常に独創的であるとか反復される映像が非常に強迫観念的と評価され、尚且つ圧倒的に視覚的にも内容的にも奥行きがあり、そしてシュールであり美しいと評されました。
参加につき色々な方に助けていただき、非常に助かりました。
この展覧会では、私自身が映像の上映に慣れていなかったため展示方法に課題が残る形になりましたが、「ぼくのまち」という作品の船出になったのはこの展覧会です。
この後、イメージフォーラム・フェスティバル、バンクーバー国際映画祭をはじめ、国 内外でさまざまな形で発表される形となりました。 http://www.gahaku.sakura.ne.jp
「画伯の生活」をご参照ください。
中村智道
岡山県天神山文化プラザ企画展 天プラ・セレクション Vol.03 中村智道展 ぼくのまち
[会期]2006年8月18日〜8月27日
[会場]岡山県天神山文化プラザ 第4展示室
中村智道
岡山県赤磐市在住
1972年生まれ
2007 イメージフォーラム・フェスティバル奨励賞
上映
パークタワーホール (東京)
ドイツ文化センター (京都)
福岡市総合図書館 映像ホールシネラ (福岡)
愛知芸術文化センター (名古屋)
国際映像メディア専門学校 (新潟)
北海道立近代美術館 (札幌)
バンクーバー国際映画祭 (カナダ)
岡山映画祭(岡山市デジタルミュージアム)
2008 シネトレシネフェスタ (東京)
サイト訪問者からの連絡受付
事務局経由で受け付ける
本記事は、平成18年度・19年度 岡山県天神山プラザ企画展 天プラ・セレクション 記録集より抜粋しています。掲載内容は発行時点のものです。
発行:「天プラ・セレクション」実行委員会
発行日:平成20年3月31日
装丁:永田広志
印刷:富士印刷株式会社
<記録集をご希望の方は、天神山文化プラザ文化情報センターにてご購入いただけます>
平成18年度・19年度 岡山県天神山プラザ企画展 天プラ・セレクション 記録集
岡山県天神山プラザ企画展「天プラ・セレクション」として2006年7月14日〜2008年3月23日の期間に開催された13人の個展の記録集として発行したものです。
<目次>
金盛秀禎 彫刻展|子供の詩|天プラ・セレクションVol.01
矢吹貴子展|COMME DES VIDEOS |天プラ・セレクションVol.02
中村智道展|ぼくのまち|天プラ・セレクションVol.03
金谷朱尾子 日本画展|天プラ・セレクションVol.04
佐藤亮太展|ATOMATICS|天プラ・セレクションVol.05
小林照尚展|連動(小林照尚の仕事2000〜)|天プラ・セレクションVol.06
十河隆史陶展「造形」と「しぐさ」|天プラ・セレクションVol.07
佐藤朋子―Landscape―展|天プラ・セレクションVol.08
前田穣展|A Certain State|天プラ・セレクションVol.09
佐藤史仁展|Swelling egoism,What comes next? 膨張する利己主義、次に何が来るのか?|天プラ・セレクションVol.10
福長香織展|―Somewhere―|天プラ・セレクションVol.11
藤澤人牛展|天プラ・セレクションVol.12
永田広志展|全て|天プラ・セレクションVol.13
カラー38ページ
税込1,000円
お問い合せ
〒700-0814 岡山市北区天神町8-54岡山県天神山文化プラザ
TEL 086-226-5005
FAX 086-226-5008
メール tenplaza@o-bunren.jp
受付時間 9:00~18:00
休館日 月曜日、年末年始(12月28日~1月4日)
「天プラ・セレクション」シリーズは、岡山県ゆかりの作家を選抜し個展形式で紹介する、天神山文化プラザの企画展シリーズです。 開催作家の選考は、推薦と公募の2部門から行います。
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